
🎆 「江の島の花火」はひとつではありません。10月の大会と、夏の花火は別物です
江の島では夏にも花火が上がります。ただしそれは西浜海水浴場“夏”花火という別の主催者による別のイベントで、この記事で扱う「ふじさわ江の島花火大会」は10月です。藤沢市観光公式によると、2026年10月17日(土)18時から18時30分までの30分間、片瀬海岸西浜の沖に浮かべた台船から約1,000発が上がります。発数だけ見ると小さな大会に見えますが、最大は20号玉。数ではなく玉の大きさで組まれた大会です。
📌 この記事は2026年9月時点の情報です
2026年10月17日(土)の開催が発表されています。荒天中止で、順延日はありません。また車いすの方向けの「障がい者等観覧スペース」は事前申込の抽選制で、申込は2026年9月20日(日)までです(10組・無料)。当日の交通規制については、執筆時点では公表されていません。
ふじさわ江の島花火大会とは|30分、約1,000発、最大20号玉
藤沢市観光公式は、この大会を「例年10月中旬に開催している」と説明しています。海水浴のシーズンが終わってから開かれる花火で、夏祭りの花火とは季節がずれているのが特徴です。
| 項目 | 2026年の内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年10月17日(土) |
| 打ち上げ時間 | 18:00〜18:30(30分間) |
| 荒天のとき | 中止。順延日はありません |
| 打ち上げ数 | 約1,000発(最大号数20号玉)予定 |
| 場所 | 片瀬海岸西浜(西浜沖の台船から打ち上げ) |
| 最寄り駅 | 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅から徒歩2分ほか |
| 主催 | ふじさわ江の島花火大会実行委員会 |
| 問い合わせ | 藤沢市観光センター 0466-22-4141/片瀬江の島観光案内所 0466-24-4141 |
30分で終わる、というのはこの大会を理解するうえで大事な点です。18時に始まって18時30分には終わります。夕方に着いて、夜のうちに帰れる——一日がかりになりがちな大きな花火大会とは、時間の使い方がまったく違います。
行った人の口コミ・満足度
ふじさわ江の島花火大会は秋の海で、30分だけというめずらしい形の大会です。実際に行った人がどう感じたのかを集めています。匿名・10秒で回答できます。
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「江の島で花火を見た」の、どれのことですか
江の島の周辺では、夏のあいだにも複数回、花火が上がっています。これが検索するときに混乱しやすいところです。
| イベント | 時期 | 主催 |
|---|---|---|
| ふじさわ江の島花火大会 (この記事) |
10月17日(土)18:00〜18:30 | ふじさわ江の島花火大会実行委員会 |
| 西浜海水浴場“夏”花火 | 7月22日・8月20日・9月1日・9月12日の19:40〜 | 江の島海水浴場協同組合 |
夏の花火は海水浴場の開設期間に合わせて行われるもので、場所は片瀬西浜・鵠沼海水浴場。主催者も違えば、規模も、目的も違います。「去年の夏、江の島で花火を見た」という記憶でこの大会を探すと、日付が合わずに迷うことになります。
🚁 ドローンの飛行は全面禁止です
藤沢市観光公式は、開催のお知らせのなかで「花火大会会場周辺での小型無人航空機(ドローン等)の飛行は全面禁止とします」と明記しています。海岸という開けた場所なので飛ばしたくなりますが、会場周辺は一律で禁止です。
なぜ10月なのか|もともとは夏の大会でした
海水浴場が閉まったあとに花火を上げる、というのは考えてみると不思議な話です。これには経緯があります。
この大会の沿革をまとめた記録によると、ふじさわ江の島花火大会のはじまりは大正時代と伝えられており、長いあいだ夏に開かれる大会でした。2004年に7月開催から8月開催へ移り、そして2010年、来場者の増加で安全の確保がむずかしくなったことから、規模を縮小して夏と秋に分けて開かれるようになったとされています。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 大正時代 | 花火大会のはじまりと伝えられています |
| 2004年 | 7月開催から8月開催へ |
| 2010年 | 警備体制の都合で規模を縮小し、夏と秋に分けて開催 |
| 2011年 | 東日本大震災により開催を見送り |
| 2012年以降 | 夏と秋の年2回という形が定着 |
| 2017年 | 台風21号のため中止 |
| 2019年 | 中止 |
「夏の大会が大きくなりすぎて、秋に分かれた」——これが、10月に花火が上がる理由です。約1,000発という数字も、この経緯から見ると意味が変わります。小さいのではなく、安全に開けるかたちに調整された結果の規模だということです。
約1,000発を「少ない」と読むと、この大会を取り逃します
花火大会を発数で比べるのは分かりやすい指標ですが、この大会では当てになりません。公式が発表しているのは「約1,000発(最大号数20号玉)」。つまり数ではなく、玉の大きさを売りにしているということです。
号数は打ち上げ花火の玉の大きさを表す単位で、1号がおよそ1寸。20号は20寸=2尺にあたり、一般に「二尺玉」と呼ばれる大きさです。1発あたりの見え方がまったく違うので、1,000発という数字から想像する規模とは印象が変わります。
もうひとつ効いているのが打ち上げ場所です。この大会は西浜の沖に浮かべた台船から上げます。砂浜から見ると、視界をさえぎるものが何もない——河川敷の花火大会とは、根本的に見え方の条件が違います。
駅から徒歩2分|3つの鉄道会社の駅が、会場のすぐそばに集まっています
この大会がとても行きやすいのは、片瀬江ノ島のあたりに3社の駅が集まっているからです。神奈川県観光協会のイベントページは、会場(片瀬西浜・鵠沼海水浴場)へのアクセスをこう案内しています。
| 駅 | 鉄道会社 | 会場まで |
|---|---|---|
| 片瀬江ノ島駅 | 小田急江ノ島線 | 徒歩2分 |
| 江ノ島駅 | 江ノ島電鉄 | 徒歩7分 |
| 湘南江の島駅 | 湘南モノレール | 徒歩8分 |
使える駅が3つあるということは、帰りの逃げ道が3方向あるということです。新宿方面へ戻るなら小田急の片瀬江ノ島駅、藤沢駅へ出て東海道線に乗り換えるなら江ノ電かモノレール、というように行き先で選べます。30分で終わる大会なので、18時30分にいっせいに人が動く点は頭に入れておいてください。
🚗 車で行くことを考えている方へ
当日の交通規制については、執筆時点では公表されていません。ただし片瀬海岸から江の島にかけては、ふだんの週末でも駐車場が埋まりやすいエリアです。3社の駅が徒歩圏にそろっている立地なので、電車のほうが確実だと思います。
車いすで行くなら|観覧スペースは事前申込、締切は9月20日
藤沢市観光公式によると、片瀬西浜ステージ付近に「障がい者等の観覧スペース」が設けられます。当日行って入れる場所ではなく、事前申込の抽選制です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集 | 10組(事前申込・抽選) |
| 申込できる人数 | 車いすで来場する方と介助者2名の計3名まで |
| 費用 | 無料 |
| 場所 | 片瀬西浜ステージ付近 |
| 集合・受付 | 16:00〜17:00 |
| 申込期間 | 2026年9月20日(日)まで |
| 抽選結果 | 9月25日(金)までに応募者全員へメールで連絡 |
| 車での来場 | 可(片瀬漁港駐車場)。ただし17時以降はいかなる理由でも入場できません |
「17時以降は入場できません」は、かなり強い書き方で案内されています。公式は「記載内容が守られない場合は今後の実施が難しくなる場合があります」とまで書いていて、この枠が善意で維持されていることが伝わってきます。また帰りの出庫は、片瀬漁港入口交差点の混雑が解消されてからで、目安は19時以降とされています。
雨が降ったら?|順延日はありません
荒天の場合は中止で、順延日は設けられていません。これは開催のお知らせにも、障がい者等観覧スペースの案内にも同じように書かれています。
10月中旬の海辺は、日が落ちると一気に冷えます。18時開始ということは、すでに暗く、海風が吹く時間帯です。夏祭りの感覚で薄着のまま砂浜に座ると、30分がかなり長く感じられます。羽織るものと、砂の上に敷けるものを持っていくと過ごし方がまったく変わります。
来年はいつ?|発表は6月ごろ、形はかなり安定しています
2026年9月の時点で、翌年の日程は発表されていません。ただしこの大会は2年続けて同じ形で開かれており、見当はつけやすいほうです。
| 2025年 | 2026年 | |
|---|---|---|
| 開催日 | 10月18日(土) | 10月17日(土) |
| 時間 | 18:00〜18:30 | 18:00〜18:30 |
| 打ち上げ数 | 約1,000発(最大20号) | 約1,000発(最大20号玉) |
| 場所 | 片瀬海岸西浜 | 片瀬海岸西浜 |
10月中旬の土曜、18時から30分。2025年の内容は広報ふじさわ2025年9月10日号に載っています。2026年の開催が発表されたのは6月26日でしたから、来年ねらうなら6月ごろに藤沢市観光公式を見るのが目安になります。宿を取るなら、10月の第3土曜あたりを仮置きしておくと大きくは外れないはずです。
神奈川は、秋にもまだ花火があります
夏の花火が終わると、もう来年、と思いがちです。ただ神奈川には秋に開かれる花火大会がいくつかあり、ふじさわ江の島花火大会もそのひとつです。
県内でいつ・どこで開かれるかは、神奈川県観光協会のイベント一覧で確認できます。日程は年によって動くので、大会名で覚えるより、この一覧を秋口に見る習慣をつけたほうが確実です。
公式リンクまとめ(ブックマーク推奨)
日程・申込・当日の案内は年によって変わります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。
- 藤沢市観光公式|「2026ふじさわ江の島花火大会」の開催について
- 藤沢市観光公式|障がい者等観覧スペースの申込について
- 藤沢市観光公式|西浜海水浴場“夏”花火(夏の花火はこちら)
- 藤沢市観光公式ホームページ|新しい案内はここから出ます
- 観光かながわNOW|ふじさわ江の島花火大会(県観光協会)
- 広報ふじさわ2025年9月10日号|2025ふじさわ江の島花火大会(藤沢市)
30分の花火のために人が集まる海の街に、住むとどうなのか
片瀬江の島は、観光地としての顔が強い場所です。花火の日だけでなく、海水浴のシーズンも、初詣も、人が集まります。それを「にぎやかで楽しい」と感じるか、「毎回たいへん」と感じるかで、住み心地の評価は正反対になります。
一方で、3社の鉄道が使えて、藤沢駅まで出れば東海道線に乗れるという交通の条件は、湘南エリアのなかではかなり強い部類です。藤沢市の暮らしまわりは藤沢市の補助金まとめや藤沢市の防災記事にもまとめています。海の近くに住むなら、防災のほうは一度目を通しておいてほしい内容です。