
🎆 同じ日・同じ時刻に、川をはさんで2つの花火大会が開かれます
「多摩川の花火」はひとつではありません。2026年10月3日(土)18時から19時、多摩川の川崎側で「川崎市制記念多摩川花火大会」、対岸の世田谷側で「世田谷区たまがわ花火大会」が同時に開かれます。川崎市観光協会は、この2つを「合同開催」だと説明しています。ただし会場も有料席も主催もまったく別で、チケットを買うときに取り違えると、当日その会場には入れません。
📌 この記事は2026年9月時点の情報です
第85回は2026年10月3日(土)18時〜19時の開催予定。荒天中止です。川崎側の打ち上げ数は約6,000発。今年は世田谷区側で交通規制の範囲と観客の動線が大幅に見直されており、例年とは交通事情が大きく異なります。
川崎市制記念多摩川花火大会とは|昭和4年、六郷橋の川開きから
川崎市観光協会は、この大会を「六郷橋の川開きの行事として昭和4年(1929年)に始まり、現在は川崎市制施行を記念して開催される歴史ある花火大会」と説明しています。
始まりは川開きの行事でした。それが川崎市の市制を記念する大会になり、いまは対岸の世田谷区と合同で開かれている——名前に「市制記念」が入っているのは、そういう経緯からです。
| 項目 | 第85回(2026年)の内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月3日(土)18:00〜19:00 |
| 荒天のとき | 中止 |
| 打ち上げ数 | 約6,000発 |
| 打上場所 | 多摩川河川敷(国道246号線(旧道)二子橋〜第三京浜道路間) |
| 最寄り駅 | 二子新地駅(東急田園都市線)ほか |
| 駐車場 | ありません |
| 主催 | 川崎市、一般社団法人川崎市観光協会、高津観光協会 |
見どころとして公式が挙げているのが、音楽と花火のコラボレーション「ハナビリュージョン」です。2026年は新企画「川崎ナイトライト」も加わります。これはハナビリュージョンのフィナーレで、会場のみんながスマートフォンのライトを点灯する参加型の演出。公式は「ハナビリュージョンのフィナーレは、皆様の参加で完成します」と案内しています。
行った人の口コミ・満足度
多摩川の花火は川をはさんで2つ同時という、全国的にもめずらしい形の大会です。実際に行った人がどう感じたのかを集めています。匿名・10秒で回答できます。
あなたも回答できます
川崎市制記念多摩川花火大会、人にすすめたいですか? ひとつ選ぶだけ・匿名・10秒。
行ってみての一言
※お名前・連絡先はお聞きしません。掲載内容の削除依頼はお問い合わせから。
世田谷の大会と、どう違うのか
いちばん混乱しやすいところなので、先に並べておきます。
| 川崎市制記念多摩川花火大会 | 世田谷区たまがわ花火大会 | |
|---|---|---|
| 回 | 第85回 | 第48回 |
| 日時 | 2026年10月3日(土)18:00〜19:00 | 2026年10月3日(土)18:00〜19:00 |
| 会場 | 多摩川河川敷(国道246号旧道の二子橋〜第三京浜道路のあいだ) | 二子玉川緑地運動場 |
| 県・区 | 神奈川県川崎市高津区側 | 東京都世田谷区側 |
| 打ち上げ数 | 約6,000発 | 約6,000発 |
| 最大号数 | — | 2026年から6号に変更(前回大会までは10号) |
| 荒天のとき | 中止 | 中止 |
| 中止の判断 | — | 当日の午前7時までに判断 |
| 主催 | 川崎市、川崎市観光協会、高津観光協会 | 世田谷区たまがわ花火大会実行委員会 |
⚠️ 公式が「毎年会場をお間違いになるケースが多発」と書いています
川崎市観光協会は、有料協賛席の案内のなかで「大会当日は同時刻に世田谷区の花火大会が別会場で開催され、毎年会場をお間違いになるケースが多発しております」とはっきり書いています。チケットを買うときも、当日向かうときも、世田谷区たまがわ花火大会と取り違えていないか必ず確認してください。両者は川をはさんだ別の会場で、有料席も入口も主催もまったく別です。
2026年は、対岸の花火の「玉の大きさ」が変わりました
川崎側の記事ですが、ここは書いておきたい点です。対岸の世田谷区たまがわ花火大会の公式は、「安全対策等の観点から、打上花火の最大号数を6号とします(前回大会までは10号)」と発表しています。
号数は玉の大きさを表す単位で、数字が大きいほど開いたときの直径も大きくなります。世田谷側でいちばん大きな玉が10号から6号に変わったということですから、「去年、対岸の花火も含めてこう見えた」という記憶は、今年そのまま当てはまらない可能性があります。川崎側の打ち上げ数は約6,000発で、世田谷側も約6,000発。規模はほぼ同じです。
有料協賛席|川崎側は2会場、値段の幅が広いのが特徴です
川崎市観光協会によると、川崎側の有料協賛席は北見方会場と上野毛会場(AエリアとBエリア)に分かれています。
| 席種 | 価格 | ある会場 |
|---|---|---|
| ガーデンセット(4人用・テーブル付き) | 36,000円/1テーブル | 北見方/上野毛B |
| リクライニングチェア(2人用) | 30,000円/1ペア | 北見方/上野毛B |
| ペア椅子席(パイプ椅子2脚) | 16,000円/1ペア | 北見方/上野毛A/上野毛B |
| カメラマン席(椅子なし) | 10,000円/1枠 | 北見方/上野毛B |
| パイプ椅子席 | 6,000円/1席 | 北見方/上野毛A/上野毛B |
| 自由席(レジャーシート付) | 4,000円/1シート | 上野毛Aエリア(二子玉川公園内)のみ |
いちばん安いのが上野毛Aエリアの自由席4,000円、いちばん高いのがガーデンセット36,000円。同じ大会でも、席の作りがまったく違うということです。申し込みはチケットぴあの先着順で、Pコードは北見方会場が661-222、上野毛会場A・Bが661-223。会場ごとにコードが違うので、ここでも取り違えに注意が要ります。
💰 協賛席は「返礼」なので、原則として返金されません
公式は「協賛席は大会の開催にご協賛いただいた返礼としてご用意させていただきます。つきましては打ち上げ前に中止した場合を除き、返金いたしません」と書いています。買うのではなく協賛する、という位置づけです。またペットとシートの持ち込みはできず、3歳未満は人数に含めず保護者のひざの上で観覧できます。
アクセスと交通規制|今年は例年と大きく違います
川崎市観光協会は、「世田谷区側において来場者の安全及び地域住民・事業者の利便性を確保するため、交通規制範囲や観客誘導動線の大幅な見直しを行いました。例年とは交通事情が大きく異なりますのでご注意ください」と案内しています。
| 項目 | 公式が案内していること |
|---|---|
| 交通規制 | 会場周辺で大幅な規制を実施し、全域駐車禁止。世田谷区側と川崎市側で規制の時間が違います |
| 車・バイク・自転車 | 会場に駐車場はなく、来場できません |
| 二子橋の歩道 | 転落防止のため、打上時間の前後を通して通行止めの予定 |
| 駅での待ち合わせ | 会場周辺の駅は大変混雑。改札口付近での待ち合わせは避ける |
| 帰り | 二子新地駅・二子玉川駅は終了後に大変混雑。現地誘導員の指示に従う |
| 当日の混雑 | 川崎市観光協会の公式Xで会場内の混雑状況を投稿予定。世田谷区たまがわ花火大会実行委員会のXでも投稿予定 |
場所取りと持ち物|テントも椅子も使えません
公式の注意事項は、無料エリアの過ごし方についてもかなり細かく決めています。
- 場所取りは当日以外できません
- 場所取りの範囲は1人90cm四方が目安。必要以上に広い場所取りは控える
- 無人での場所取りは不可。どなたか残るようにと案内されています
- キャンプ用のテント・パラソル・レジャーテーブル・イスの使用は不可
- ドローン等の小型無人機は持ち込み・操縦・飛行すべて禁止
- ペットの同伴は不可(補助犬を除く)/会場は分煙で、喫煙は所定のスペースのみ
- 風向きによって花火の燃えかすやほこりが目に入ることがあるため、公式は眼鏡やゴーグルの着用をすすめています
☔ 雨でも開催する場合があります
公式は「雨天でも大会を開催する場合があります」としたうえで、「傘のご使用はお控えいただき、レインコートをご使用ください」と書いています。10月の川べりは日が落ちると冷えるので、レインコートと羽織るものはセットで考えたほうが安全です。
公式リンクまとめ(ブックマーク推奨)
日程・席・交通規制は年によって変わります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。
- 川崎市観光協会|第85回 川崎市制記念多摩川花火大会 概要
- 公式|有料協賛席チケット|会場ごとの席種とPコード
- 公式|会場図・公式|交通規制
- 公式|注意事項|場所取りと持ち物のルール
- 公式|お知らせ一覧
- 世田谷区公式|第48回世田谷区たまがわ花火大会の開催決定について(対岸の大会)
県境の川で、2つの街がいっしょに花火を上げる場所に住む
多摩川は、東京都と神奈川県の県境です。その川で、川崎市と世田谷区が同じ日に花火を上げ、しかも「連携・協力に関する包括協定」にもとづいて合同で開催している——というのは、考えてみるとかなり変わった話です。
県境というのはふつう「分かれ目」ですが、ここでは年に一度、両岸がひとつの会場になります。二子新地・高津・溝の口あたりは、東京へ出るのも川崎の中心へ出るのも早いエリアで、このあたりの暮らしやすさは川崎市高津区の防災記事もあわせて見ておくと立体的になります。