
藤沢市の支援制度、ざっくり言うと
いま受付中なのが「空家利活用事業補助金」です。空き家をこども食堂やコミュニティカフェなど地域のために使う場合に、大規模改修なら上限100万円。申込期限は10月13日(火)です。
ブロック塀の撤去は通常2分の1・上限30万円ですが、津波避難路沿いだけは4分の3・上限45万円に上がります。湘南海岸を抱える藤沢らしい上乗せです。
学校給食費は小学校が令和8年度は無償化、中学校は選択制デリバリー給食で1食330円です。
返さなくていい給付型の奨学金があるのも藤沢の強みです。入学準備に上限15万円、学費に年間上限40万円。
一方で太陽光・蓄電池・給湯機器・EVの補助は、令和8年度分がすべて受付終了しています。感震ブレーカーの補助制度も藤沢市にはありません。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の藤沢市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、藤沢市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、藤沢市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏘 空家利活用事業補助金【10月13日まで受付中】
大規模改修型:対象経費の3分の2、上限100万円(5人以上の団体が対象)小規模改修型:対象経費の2分の1、上限50万円(個人でも申請できます)対象:空き家をこども食堂・コミュニティカフェなど地域貢献事業に活用する場合★受付期間:令和8年8月25日(火)〜10月13日(火)。公開審査会は10月23日予定注意:市内の施工業者に頼むことが条件です。公開審査会でプレゼンテーションを行う「コンペ型」の珍しい補助金です
🧱 危険ブロック塀等安全対策工事費補助【12月28日まで】
通常:工事費の2分の1、上限30万円★津波避難路沿い:工事費の4分の3、上限45万円対象:長さ1m超かつ道路からの高さ1m超の塀。市内の戸建住宅に所有者本人が住んでいること。市税の滞納がないこと受付期間:令和8年4月13日〜12月28日。先着順で、予算に達すると早く終わります注意:申請は本庁舎7階の防災政策課へ。郵送・FAX・メールは不可です
🏚 木造住宅の耐震診断・耐震改修
耐震診断:費用の2分の1、上限6万円耐震改修工事:費用の2分の1、上限115万円(診断の総合評点が1.0未満の場合)耐震シェルター等:費用の2分の1、上限20万円対象:2000年5月31日以前に建てられた2階建て以下の在来構法。貸家や空き家でも対象になります注意:事前相談が必須です。なお耐震診断費の追加補助(6万円)は廃止されました
💧 雨水貯留槽購入費補助金【残りわずか】
補助額:本体購入金額の2分の1、上限15,000円(設置工事費は対象外)対象:容量100〜600Lの地上据え置き型で、蛇口付きの未使用品★残枠:予定10件に対し、市は7月21日時点で「近日中に達する見込み」と告知しています締切:令和9年3月1日。ただし先着順なので、実際にはもっと早く終わる可能性が高いです
🌊 止水板設置工事補助金
補助額:市のページ本文に金額の記載がありません。金額は交付要綱のPDFに掲載されています対象区域:雨水出水浸水想定区域内の、公共下水道等の排水区域申請期日:年度の12月末日。先着順です注意:交付決定の前に購入・着工すると対象外になります。設置後5年間は処分できません
👶 出産・子育ての支援
🍽 学校給食費
小学校・特別支援学校小学部:令和8年度は無償化(国の財政支援によるもの)中学校:選択制デリバリー給食で1食330円(飲用牛乳代込み・前払いの事前予約制)特別支援学校 中学部・高等部:月額5,200円注意:令和7年度以前の分は無償化の対象外で、未納がある場合は支払いが必要です
🎓 給付型奨学金【返済不要】
入学準備奨学資金:入学金相当額で1回あたり上限15万円学費奨学資金:年間上限40万円ポイント:どちらも返す必要がありません。市独自の給付型奨学金としては県内でも手厚い部類です
📚 就学援助制度
内容:学用品費・修学旅行費などを援助します認定の目安(所得):2人世帯250万円前後/3人300万円/4人350万円/5人400万円/6人450万円前後締切:提出期限は令和8年4月30日。以降も令和9年1月末まで中途申請ができます(月割で支給)注意:費目ごとの支給額は市のページ本文になく、案内PDFに掲載されています
🤰 妊婦のための支援給付
1回目:妊娠1回につき5万円(妊娠届出時の面談後)2回目:お子さん1人につき5万円対象:令和7年4月1日以降に妊娠届出の面談を受けた方・出産した方。流産・死産も対象です申請期限:それぞれの起算日から2年以内
🤱 産後ケア事業
宿泊:自己負担 1泊2日13,000円(1日追加ごとに6,500円)通所:6時間4,800円/3時間3,000円訪問:3,000円★免除:住民税非課税世帯・生活保護世帯は自己負担なし(事前の申請が必要)回数:通算7回分まで。産後1年未満が対象です
🧬 不妊治療・不育症の助成
不妊治療(先進医療分):先進医療費の10分の7、上限5万円。保険適用の体外受精などと併用した場合不育症治療:保険適用外費用の2分の1、1年度あたり30万円・通算3年度条件:不育症は、夫または妻が申請日の1年以上前から市内に住んでいることが必要です。どちらも市税の滞納がないこと
🤒 病児・病後児保育
病児:1日2,000円病後児:1日1,500円別途:昼食・おやつ代がかかります免除:生活保護世帯・住民税非課税世帯は基本保育料が免除されます対象:生後6か月〜就学前(病児ほいくしつ湘南のみ小学6年生まで)。市内5か所で実施
🏥 小児医療費助成・ひとり親家庭等医療費助成
小児医療費:0歳〜18歳に達した後最初の3月31日まで。入院・通院とも保険診療の自己負担分を助成所得制限:中学生の所得制限は2023年4月1日の診療分から撤廃されましたひとり親家庭等:こちらは所得制限があります(父・母・養育者および生計を同じくする扶養義務者の所得)ひとこと:子ども医療費とひとり親医療費で、市が所得制限の扱いを書き分けています
🚌 湘南すまいるバス
料金:無料の巡回バス(3路線8ルート)対象:市内在住の60歳以上で、いきいきシニアセンターの利用カードをお持ちの方ひとこと:横浜の敬老パスのような負担金がなく、完全に無料で乗れます
💍 結婚・移住・定住の支援
🏠 空家バンク・空家利活用マッチング制度
内容:空き家の情報を提供し、所有者と使いたい人をつなぐ制度です注意:これは補助金ではありません。お金が出るのは上で紹介した空家利活用事業補助金のほうです
🔎 結婚新生活支援・移住支援金について
結婚新生活支援事業・移住支援金・定住促進の補助は、藤沢市の公式サイト上で確認できませんでした。サイト内の検索でも分野別の索引でも該当するページが見つかりません。ただし「実施していない」と明記したページもないため、結婚や転入に合わせた支援を探している方は、市の窓口に直接確認することをおすすめします。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
⏰ 今月中に動いたほうがいい人
・空家利活用事業補助金は10月13日(火)まで(大規模改修100万円・小規模50万円)・雨水貯留槽購入費補助は予定10件に対し「近日中に達する見込み」=残りわずか・ブロック塀の補助は12月28日まで。ただし先着順で予算に達すると早く終わります
🌊 海に近い・浸水が心配な人
・ブロック塀の撤去は津波避難路沿いなら4分の3・上限45万円・止水板設置工事補助金(金額は要綱PDFに記載。申請期日は12月末日で先着順)・※感震ブレーカーの補助制度は藤沢市にはありません
👶 小さなお子さんがいる家庭
・学校給食費(小学校は無償化/中学校はデリバリー1食330円)・産後ケア事業(非課税・生活保護世帯は自己負担なし。通算7回分)・病児2,000円・病後児1,500円の一時預かり(非課税世帯は基本保育料が免除)
🎓 高校・大学に進む子がいる家庭
・給付型奨学金(入学準備 上限15万円/学費 年間上限40万円。返済不要)・就学援助制度(令和9年1月末まで中途申請ができます)・小児医療費助成は18歳の年度末まで。中学生の所得制限は撤廃済みです
🏚 古い家に住んでいる人
・木造住宅の耐震診断(1/2・上限6万円)→ 改修工事(1/2・上限115万円)・家全体が難しければ耐震シェルター等(1/2・上限20万円)・※太陽光・蓄電池・高効率給湯機器・EVの補助は令和8年度分がすべて終了しています
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|藤沢市の補助金は「使えるものを知る」ことから
藤沢市の補助金でいま最優先なのは空家利活用事業補助金です。空き家をこども食堂やコミュニティカフェとして地域のために使うなら、大規模改修で上限100万円。締切は10月13日(火)で、10月23日には公開審査会でのプレゼンテーションがあります。公開審査で選ぶ「コンペ型」の補助金は県内でも珍しく、それだけ本気度が問われる制度です。
藤沢らしさが出ているのが津波避難路沿いのブロック塀は補助率が4分の3・上限45万円に上がるという設計です。通常は2分の1・30万円なので、避難路沿いかどうかで大きく変わります。湘南海岸を抱える市ならではの上乗せと言えます。
子育て世帯には返済不要の給付型奨学金が心強いところです。入学準備に上限15万円、学費に年間上限40万円。市が独自にここまで出す例はそう多くありません。産後ケアも、住民税非課税世帯なら自己負担なしで通算7回分使えます。
逆に注意したいのは、太陽光・蓄電池・高効率給湯機器・EVの補助が令和8年度分はすべて終了していることです。6月から8月にかけて順次、予定件数に達して打ち切られました。感震ブレーカーの補助制度も藤沢市にはありません。これらは来年度に向けて、募集開始の時期を押さえておくのが現実的です。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
