
茅ヶ崎市の支援制度、ざっくり言うと
小児医療費助成が0歳から高校生世代まで、しかも所得制限なし。市のページに「所得制限:なし」とはっきり書かれています。
耐震診断は費用が一律108,900円のところ、65歳以上だけの世帯で全員が市民税非課税なら、自己負担9,900円まで下がります。ブロック塀の撤去も同じ条件で上限が20万円→30万円に上がる、高齢者への傾斜がはっきりした設計です。
学校給食費は小学校が令和8年4月から実質無償化、中学校はデリバリー方式で1食390円です。ネット上には「360円」という古い情報が残っているので注意してください。
個人向けの太陽光・蓄電池の補助は、茅ヶ崎市では行っていません。市が公式に明記しています。感震ブレーカーの補助はありますが自治会からの申請のみで、個人では申請できません。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の茅ヶ崎市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、茅ヶ崎市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、茅ヶ崎市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏚 木造住宅の耐震診断【高齢者は自己負担9,900円】
診断費用:一律108,900円(税込)★高齢者のみの非課税世帯:補助99,000円 → 自己負担9,900円(65歳以上のみの世帯で、全員が市民税非課税)上記以外:補助73,000円 → 自己負担35,900円対象:昭和56年5月31日以前に建てられた在来軸組・枠組壁構法の2階建て以下
🔨 木造住宅の耐震補強工事・耐震シェルター
耐震補強工事:工事費(税別)の2分の1、上限50万円高齢者世帯等:20万円を上乗せして上限70万円耐震シェルター等:費用の2分の1以内、上限25万円条件:補助を受けた耐震診断で上部構造評点が1.0未満だったこと注意:シェルターは設置前に建築指導課との打ち合わせが必須です
🧱 危険ブロック塀等撤去費補助金
補助額:①撤去の見積額 ②見付面積×6,000円/㎡ ③上限20万円 のうち、いちばん低い額★高齢者のみの非課税世帯:上限が30万円に上がります対象:建築基準法42条の道路に接していて、上端の高さ0.8m超の塀を0.8m以下まで撤去する場合注意:市税の滞納がないこと。道路の種類によって申請する課が変わります
🏢 分譲マンション耐震診断事業補助金
補助額:①診断費用の2分の1 ②区分所有者が住んでいる住戸数×30,000円 のいずれか少ない額対象:昭和56年5月31日以前の旧耐震で、3階建て以上の鉄筋コンクリート造など注意:管理組合としての決議が必要です
☀️ 太陽光・蓄電池などの省エネ補助について
★結論:個人向けの補助は行っていません市の原文:「現在、茅ヶ崎市で行っている省エネおよび、再エネ推進のための補助金は、太陽光発電設備普及啓発事業費補助金(事業者向け)のみとなり、また、エネルギー給付金は行っていません」過去の制度:住宅用太陽光発電・太陽熱利用・コージェネは平成28年度で終了、電気自動車購入費補助は平成29年度で終了ひとこと:国や県の補助制度のほうを確認したほうが早いです
♿ 障がいのある方の住宅設備改善助成
日常生活用具の住宅改修:20万円が限度、自己負担1割(非課税世帯は市が助成し負担なし)。1人1回重度障害者住宅改修(県):80万円/天井走行式移動リフト100万円/環境制御装置60万円(所得に応じて自己負担)対象:下肢・体幹機能障がい3級以上、難病の方など★注意:改修した後の相談は受け付けられません。必ず事前に相談してください
👶 出産・子育ての支援
🏥 小児医療費助成【所得制限なし・高校生世代まで】
対象年齢:0歳〜高校生世代まで所得制限:市のページの表に「所得制限:なし」と明記されています助成内容:通院・調剤・入院・治療用装具の、保険適用分の自己負担額ひとこと:所得制限なしで高校生世代までというのは、県内でも手厚い部類です
🍽 学校給食費【中学校390円・古い情報に注意】
小学校:令和8年4月から実質無償化(国の交付金による)。参考までに給食費は月額5,200円・1食313円中学校:デリバリー方式で1食390円(牛乳代込み・前払いの事前予約制)★注意:ネット上には「1食360円」という古い情報が残っていますが、令和8年5月8日更新の市公式ページでは390円です市の但し書き:「今後、物価高騰等により学校給食費の値上げがあった場合、保護者負担額が発生する可能性もあります」就学援助:中学校の給食費は生活保護・就学援助の支給対象です(いったん支払った後、後日支給)
📚 令和8年度 就学援助制度【10月15日締切あり】
内容:要保護(生活保護)・準要保護の世帯への援助。電子申請ができます★締切:認定日ごとに締切があります。10月1日認定なら令和8年10月15日が締切。以降も毎月あります注意:支給額は市のページ本文に記載がありませんあわせて:市独自の奨学金制度はありません。県の高等学校奨学金や高校生等奨学給付金などの案内のみです
🤰 妊婦支援給付金
1回目:5万円(妊娠届出時の面談後)2回目:お子さん1人につき5万円申請期限:1回目は心拍確認から2年以内、2回目は出産予定日8週前から2年以内条件:申請日の時点で市に住民票があること
🤱 産後ケア事業【令和8年4月に改定】
訪問型:90分で自己負担900円通所型:3時間1,000円/5時間1,800円宿泊型:1泊2日7,000円/2泊3日10,500円/1泊2日を2回で14,000円免除:生活保護世帯・市民税非課税世帯は免除★変更点:令和8年4月から自己負担額が改定され、通所3時間のコースが新設されました対象:産後1年未満(流産・死産の場合は4か月未満)
🧹 産前・産後ヘルパー事業【回数が手厚い】
料金:1回2時間で1,500円(生活保護・非課税世帯は0円)回数:産前20回・産後20回(多胎の場合は産後40回)対象:妊娠中や出産後に、心身の不調で家事や育児が難しい方ひとこと:産前・産後あわせて40回という回数は、近隣の市と比べても手厚い設定です
🧬 不育症治療費助成
助成額:1回の申請につき対象費用の全額、上限10万円回数:1年度に1回、通算2年度まで条件:法律上の婚姻関係にあり、本人か配偶者が市内在住。本人と配偶者の前年所得の合計が730万円未満。生殖医療専門医の診断が必要注意:不妊治療費の助成については、市のページに到達できるURLが見つかりませんでした。こども健康課への確認をおすすめします
👂 軽度・中等度難聴児の補聴器購入等助成
助成額:購入・修理費の3分の2を助成(自己負担3分の1)免除:市民税非課税世帯・生活保護世帯は自己負担なし対象:身体障害者手帳の交付対象外で、指定医が装用効果ありと判断したお子さん。世帯に市民税所得割46万円以上の方がいないこと★注意:購入・修理の前に申請が必要ですあわせて:高齢者向けの補聴器助成は、市公式サイト上で確認できませんでした
💍 結婚・移住・定住の支援
🏘 茅ヶ崎市空き家バンク
内容:令和6年4月1日に設置された、空き家の情報提供制度(アットホームの空き家バンクを利用)注意:市はあっせん・交渉・契約に関与しません。補助金ではなく情報提供の仕組みですあわせて:所有者と活用したい人をつなぐ「空き家活用等マッチング制度」もあります
🔎 結婚新生活支援・移住支援金について
結婚新生活支援事業・移住支援金・定住促進の補助は、茅ヶ崎市の公式サイト上で確認できませんでした。確認できたのは、ZOOMで相談できるオンライン移住相談と、上で紹介した空き家バンクだけです。お金が出る制度を期待していると空振りになるので、先に知っておいてください。なお市の補助制度のページには「SNSで事実と異なる情報が拡散している」という注意喚起が市自身から出ています。この分野は必ず市の公式ページで確認してください。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
👶 小さなお子さんがいる家庭
・小児医療費助成(0歳〜高校生世代・所得制限なし)・産前・産後ヘルパー(産前20回+産後20回、多胎は産後40回。1回2時間1,500円、非課税世帯は0円)・産後ケア事業(令和8年4月から通所3時間のコースが新設。非課税・生活保護世帯は免除)
🏚 昭和56年5月以前に建った家に住んでいる人
・耐震診断(65歳以上のみの非課税世帯なら自己負担9,900円/それ以外は35,900円)・耐震補強工事(1/2・上限50万円、高齢者世帯等は70万円)・危険ブロック塀の撤去(上限20万円、高齢者のみの非課税世帯は30万円)
👵 65歳以上だけの世帯
・耐震診断・耐震補強工事・ブロック塀撤去のすべてで、非課税世帯なら上乗せがあります・茅ヶ崎は高齢者への傾斜配分がはっきりしているので、条件に当てはまるか必ず確認を・※高齢者向けの補聴器助成と運転免許返納支援は、市公式サイト上で確認できませんでした
📚 中学生・受験生がいる家庭
・中学校の給食費は1食390円(古い「360円」の情報に注意)・就学援助は認定日ごとに締切。10月1日認定なら10月15日まで・※市独自の奨学金制度はありません。県の制度を確認してください
⚡ 地震の備えをしたい人
・感震ブレーカー等設置費補助金(2/3・上限3,000円/個)は自治会からの申請のみ・個人では申請できないので、まずお住まいの自治会に相談してください・受付は令和9年1月29日まで。予算がなくなり次第終了です
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|茅ヶ崎市の補助金は「使えるものを知る」ことから
茅ヶ崎市の補助金でいちばん分かりやすい強みは小児医療費助成です。0歳から高校生世代まで、しかも所得制限なし。市のページに「所得制限:なし」とはっきり書かれているので、迷う余地がありません。
もうひとつの特徴は、高齢者への傾斜配分がはっきりしていることです。耐震診断は65歳以上だけの非課税世帯なら自己負担9,900円、それ以外は35,900円。ブロック塀の撤去も上限が20万円と30万円で分かれます。同じ工事でも、世帯の状況で負担がはっきり変わる設計になっています。
注意してほしいのが中学校の給食費です。現行は1食390円で、ネット上に残っている「360円」は令和6年10月に給食が始まったときの古い数字です。市の公式ページは令和8年5月8日に更新されています。
一方で、期待して探すと空振りになるものもあります。個人向けの太陽光・蓄電池の補助はなく、結婚新生活支援も移住支援金も見当たりません。感震ブレーカーの補助はありますが、申請できるのは自治会だけで個人ではできません。ないものを先に知っておけば、その分の時間をほかに回せます。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
