
平塚市の支援制度、ざっくり言うと
耐震・ブロック塀の補助は非課税世帯の上乗せが県内でも手厚いのが平塚の特徴です。耐震改修は一般90万円のところ非課税世帯は120万円、ブロック塀の撤去にいたっては非課税世帯は補助率100%(上限30万円)。受付は11月末までの予定です。
妊婦のための支援給付は、地域通貨を選ぶと5%上乗せされます。現金50,000円か、ひらつか☆スターライトマネー52,500円かを選べる仕組みです。
産後パパ育休取得応援交付金が5万円または15万円。他の市に見当たらない、平塚独自の制度です。
学校給食費は小学校が令和8年度は保護者負担なし。中学校は有償ですが、金額が市のサイトのどこにも書かれていません。
感震ブレーカーは「補助」ではなく「500円で配布」。市役所本館3階の窓口で買う形なので、補助金を探しても見つかりません。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の平塚市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、平塚市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、平塚市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🧱 ブロック塀等倒壊予防策補助金【非課税世帯は100%】
一般世帯:対象事業費の50%・上限15万円★非課税世帯:100%・上限30万円対象事業費の上限:1㎡あたり16,500円対象:道路に面していて高さ80cm以上。市職員の現地調査で危険度「大」と判定されたもの対象外:隣地との境界にある塀★受付期限:令和8年度は11月末を予定。予算がなくなり次第締切です
🏚 木造住宅の耐震診断・耐震改修【非課税世帯は120万円】
耐震診断:延べ面積150㎡以下=92,000円/150㎡超=101,000円(貸家所有者は62,000円/68,000円)耐震改修設計:設計費の2分の1、70,000円(貸家は35,000円)★耐震改修工事:工事費の5分の4で90万円、非課税世帯は+30万円で120万円(貸家は45万円)現場監理費:4万円(非課税世帯は6万円)対象:市内の木造在来軸組、2階建て以下、昭和56年5月31日以前に着工。市税の滞納がないこと受付期限:令和8年度は11月末を予定。予算がなくなり次第締切
🛏 耐震シェルター・建替え除却工事の補助
耐震シェルター:一般=費用の2分の1・25万円/非課税=4分の3・37.5万円シェルターの条件:市の補助で耐震診断済みかつ評点1.0未満。市が指定する11種類のシェルターが対象建替え除却工事:除却費の3分の1で、一般36万円/非課税50万円除却の条件:評点1.0未満の木造住宅をすべて除却して新築・改築すること。貸家は対象外ひとこと:空き家の除却に対する独自補助は見つかりませんでしたが、この建替え除却の補助が実質的な代わりになります
☀️ 太陽光・ZEH・断熱リフォームの補助【先着順】
太陽光発電設備:50,000円/kW(上限200,000円)。定置型蓄電池を同時に設置すると+50,000円ZEH:1件200,000円、蓄電システム同時設置で+50,000円ZEHの注意:BELS評価書が必要。『ZEH』のみが対象で、Nearly ZEH・ZEH Orientedは対象外です既存住宅断熱リフォーム:(工事費税抜−国・県の補助額)×3分の1、上限80,000円。国または県の断熱リフォーム補助の交付決定を受けていることが必須★受付状況:令和8年8月27日時点で予算額全体の47.9%を受付済み(先着順)。まだ半分ほど残っています注意:太陽光補助とZEH補助は併用できません。工事着手前に申請してください★終了した制度:省エネ給湯設備(エネファーム・エコキュート等)とV2Hの補助は令和7年度で終了しています
💧 雨水貯留槽設置補助金
補助額:購入価格(税抜)の2分の1以内・上限30,000円(容量100L以上)浄化槽転用型:工事費の2分の1以内・上限40,000円回数:1住宅につき1基まで★注意:設置・購入の前に必ず下水道経営課(0463-21-8786)へ問い合わせが必要です。すでに設置・着工したものは対象外対象外:ポイント利用分・消費税・工事費・送料。5年間の処分制限があります
⚡ 感震ブレーカー【補助ではなく500円で配布】
★仕組み:これは補助金ではありません。500円で配布していますもの:簡易型(株式会社リンテック21 ヤモリGV-SB1)対象:市内で自ら住んでいる住宅に、まだ設置していない分電盤がある方。1分電盤につき1個申込方法:市役所本館3階の災害対策課窓口(301)で。平日8時30分〜17時持ち物:本人確認資料の原本と500円ひとこと:「補助金」で探しても出てこないので、知らないと取り逃がします
👶 出産・子育ての支援
🤰 妊婦のための支援給付【地域通貨なら5%上乗せ】
1回目:妊婦1人あたり5万円2回目:胎児の数×5万円(双子なら10万円)★受け取り方:現金50,000円か、ひらつか☆スターライトマネー52,500円(5%上乗せ)を選べます対象:平塚市に住民登録があり、令和7年4月1日以降に胎児の心拍が確認された妊婦。所得制限なし。妊娠届出前の流産等も対象申請期限:1回目は心拍確認から2年以内、2回目は出産予定日8週前から2年以内注意:窓口は保健センター3階で、市役所本庁舎には窓口がありません
👨👧 産後パパ育休取得応援交付金【平塚独自】
金額:5万円または15万円5万円の条件:出生後8週以内に28日以上の育休を取得15万円の条件:それに加えて復職せず連続6か月以上(分割は不可)その他の条件:父母子が平塚市の住民基本台帳に登録されていること、勤務先が育休取得を証明すること、令和8年4月1日以降の妊娠届出であること、父子育児手帳の効果測定80%以上、母親父親教室でパパ育宣言をすること、市税の滞納がないこと★ひとこと:他の市に見当たらない平塚独自の制度です。条件は細かいので早めに確認を申請:出産後に健康課へ
🍽 学校給食費【中学校の金額が市サイトにありません】
小学校:令和8年度は保護者負担なし。市の言葉で「保護者のみなさまにご負担いただく学校給食費はありません」。口座振替依頼書の提出も不要です★中学校:有償ですが、金額が市のサイト本文のどこにも書かれていません根拠:中学校のページには納付方法と振替金融機関、納期限の一覧しかなく、1食単価も月額も記載がありません(納期限表は残っており、中3は3月分の納付なし)つまり:推測で書くわけにはいかないので、このページでは中学校の金額を出していません確認先:学校給食課へ直接お問い合わせください参考:市内は小中の全校で完全給食を実施しています(令和6年9月に新学校給食センターが開設)
📚 児童生徒就学援助【令和8年度の支給予定額】
学用品費・通学用品費:小1 11,630円/小その他 13,900円/中1 22,730円/中その他 25,000円新入学用品費:小学校 57,060円/中学校 63,000円★入学準備金:次年度就学予定児童 64,300円/小6 81,000円修学旅行費:中3 60,910円までの実費/卒業時諸費用代 中3 10,000円通学費:小 40,020円まで/中 80,880円までの実費。めがね購入費は11,000円までの実費認定基準:生活保護世帯の収入基準の1.5倍以下★次の受付:令和9年4月入学児童分の入学準備金は令和8年11月2日(月)から申請受付予定
🎓 平塚市高等学校等修学支援金【給付型】
金額:月額7,000円を限度・返還不要募集人員:80人程度支給期間:正規の修業年限または3年間の短いほう所得要件:令和7年度の市民税所得割額が101,100円以内の世帯注意:生活保護受給者は対象外。県の高校生等奨学給付金が年額84,000円未満の場合のみ差額を支給★募集時期:令和8年度分は募集終了。次回は令和9年1月23日頃が期限の見込みです
🤱 産後ケア事業【令和8年度から対象期間が拡大】
ショートステイ:課税世帯 1泊2日18,000円(1泊増ごとに+9,000円)デイサービス:6時間4,800円/3時間3,000円アウトリーチ:90分2,700円★非課税・生活保護世帯:2,000円/500円/500円/アウトリーチは0円★対象期間の拡大:令和8年4月1日以降の出産から、産後4か月未満→産後1年未満に拡大されました回数:組み合わせて最大7回分(利用券7枚)
🧹 産前・産後ヘルパー派遣事業
利用料:1回(2時間以内)1,400円(生活保護・非課税世帯は免除の申請ができます)対象:母子手帳の取得後から出産後1年未満。令和7年10月2日以降に出産した方が対象回数:1日2回以内、期間中30回以内(多胎は40回)
🧬 不妊治療(先進医療)費助成・産婦健診
不妊治療(先進医療分):1回の治療の先進医療費の10分の7、上限5万円★申請期限:治療が終了した日から6か月以内回数:40歳未満は1子につき胚移植6回、40歳以上43歳未満は3回まで★産婦健康診査:補助券により1回あたり5,000円(令和8年3月31日までは3,000円だったので増額されました)。産後2週間健診への補助も新たに始まりました1か月児健康診査:6,000円(子1人あたり1回)不育症:市独自の助成は市公式サイト上で確認できませんでした(相談ページのみ)
🏥 小児医療費助成・ひとり親家庭等医療費助成
小児医療費:入院・通院の保険診療自己負担額を全額助成。0歳〜18歳到達後最初の3月31日まで★所得制限:市の原文で「保護者の所得制限はありませんが、神奈川県小児医療費助成事業費補助金の審査等のために保護者の所得を確認しています」=所得制限なし令和8年4月からの変更:県外の国保組合加入者も、県内の医療機関で現物給付になりましたひとり親家庭等:所得制限あり。扶養0人 208.0万円/1人 246.0万円/2人 284.0万円/3人 322.0万円/4人 360.0万円(配偶者・扶養義務者等は236.0/274.0/312.0/350.0/388.0万円)
🩺 平塚市こくほ人間ドック
助成額:一律10,800円(健診費用から差し引かれます)対象:平塚市の国保に加入している40〜74歳の方実施期間:令和8年6月1日〜令和9年3月31日(受診期間中)注意:同じ年度内に特定健診との併用はできません。受診券が必要です医療機関:市内外の22機関で受けられますあわせて:脳ドックの補助と高齢者向けの補聴器助成は、市公式サイト上で確認できませんでした
💉 予防接種の助成【帯状疱疹・風しん】
帯状疱疹(定期接種):自己負担 生ワクチン1回2,800円/組換えワクチン1回7,200円(2回で計14,400円)。生活保護・世帯全員市民税非課税等は無料接種期間:令和8年4月1日〜令和9年3月31日(受付中)★帯状疱疹(任意接種):助成なし。市が「全額自己負担となります」と明記していますおとなの風しん:MRワクチン5,000円/風しん単味ワクチン3,000円を助成(1人1回)。生活保護・非課税世帯等は全額助成風しんの条件:妊娠を希望する女性やその同居者などで、抗体検査が陰性であること確認できなかったもの:おたふくかぜ・子どものインフルエンザの助成は、市の予防接種一覧に項目自体がありません
💍 結婚・移住・定住の支援
🏘 空家等対策・空家バンク
内容:空家バンクへの登録、相談会、被相続人居住用家屋等確認書の発行など★注意:補助金の記載はありません。空き家の除却・改修に対する独自の補助は市公式サイト上で確認できませんでした代わりになるもの:上で紹介した「建替え除却工事の補助金」(除却費の3分の1・一般36万円/非課税50万円)が実質的な受け皿になっています
🔎 結婚新生活支援・移住支援金について
結婚新生活支援事業も移住支援金も、平塚市の公式サイト上で確認できませんでした。「結婚・離婚」のページにあるのは婚姻届の手続き案内だけです。「定住促進」のページも、ガイドブックや特集記事、市の取り組み紹介へのリンク集で、補助金の記載はありません。ただし市が「実施していません」と明記したページはないため断定はしません。気になる方は市の窓口に確認してください。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
⏰ 11月末までに動いたほうがいい人
・耐震診断・耐震改修・建替え除却・耐震シェルター・ブロック塀撤去は、令和8年度の受付期限が11月末の予定です・予算がなくなり次第締切になるので、11月まで待たずに動くのが安全です・太陽光・ZEH・断熱リフォームは8月27日時点で予算の47.9%を受付済み(先着順)
👛 住民税非課税世帯の方
・ブロック塀の撤去は補助率100%・上限30万円(一般世帯は50%・15万円)・耐震改修工事は120万円(一般は90万円)、耐震シェルターは37.5万円(一般は25万円)・産後ケアのアウトリーチは0円、帯状疱疹ワクチンも無料になります
🤰 これから出産する家庭
・妊婦のための支援給付は地域通貨を選ぶと5%上乗せ(52,500円)・産後パパ育休取得応援交付金 5万円または15万円(平塚独自)・産後ケアは令和8年4月から産後1年未満まで使えるようになりました
📚 小中学生のいる家庭
・小学校の給食費は令和8年度は保護者負担なし。中学校は有償ですが金額が市サイトにありません・就学援助は生活保護基準の1.5倍以下が目安。入学準備金は小6で81,000円・令和9年4月入学児童分の入学準備金は11月2日から受付開始予定
⚡ 地震・水害に備えたい人
・感震ブレーカーは補助ではなく「500円で配布」。市役所本館3階の窓口へ・雨水貯留槽は購入価格の1/2以内・上限30,000円(浄化槽転用型は40,000円)・雨水貯留槽は買う前に下水道経営課へ問い合わせが必要です
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|平塚市の補助金は「使えるものを知る」ことから
平塚市の補助金でいちばんはっきりした特徴は、住民税非課税世帯への上乗せの大きさです。ブロック塀の撤去は一般世帯が50%・上限15万円なのに対し、非課税世帯は補助率100%・上限30万円。耐震改修も90万円と120万円で30万円の差がつきます。「非課税世帯は全額」まで踏み込んでいる市は県内でもそう多くありません。
これから出産する家庭に知っておいてほしいのが2つあります。ひとつは妊婦のための支援給付で地域通貨を選ぶと5%上乗せされること。現金50,000円か、ひらつか☆スターライトマネー52,500円か。選ぶだけで1回2,500円の差が出ます。もうひとつが産後パパ育休取得応援交付金で、5万円または15万円。他の市には見当たらない平塚独自の制度です。
意外と見落とされがちなのが感震ブレーカーです。これは補助金ではなく、市役所本館3階の窓口で500円で配布しています。「補助金」で検索しても出てこないので、知らないまま終わってしまう人が多いはずです。本人確認資料と500円を持っていくだけで受け取れます。
注意点も書いておきます。中学校の給食費は有償ですが、金額が市のサイト本文のどこにも書かれていません。納期限の一覧だけが載っていて、1食いくらなのか、月にいくらなのかが分かりません。推測で書くわけにはいかないので、このページでは金額を出していません。また省エネ給湯設備(エネファーム・エコキュート等)とV2Hの補助は令和7年度で終了しています。
住宅系の補助は令和8年度の受付期限が11月末の予定で、予算がなくなり次第の締切です。耐震もブロック塀も、思い立ったときに動いておくのが確実です。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
