
大和市の支援制度、ざっくり言うと
学校給食費は小学校が月880円、中学校が月3,825円。無償ではありませんが、小学校は1食あたり50円まで圧縮されています。
ひとり親家庭等家賃助成が月額上限10,000円。家賃を直接補助する制度で、近隣の海老名・座間・綾瀬には見当たりません。
太陽光は1kWあたり7万円で上限なし。ただし蓄電池との同時設置が必須で、自家消費率3割以上という条件がつきます。
家具転倒防止器具を無償で取り付けてくれます(高齢者・障がい者のみの世帯)。器具代も工事費もかかりません。
注意点として、不燃化・バリアフリー化改修の補助は令和8年度は事業休止、雨水貯留槽の補助は予算上限に達して受付終了しています。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の大和市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、大和市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、大和市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
☀️ 脱炭素補助金(太陽光+蓄電池)【上限なし】
太陽光:1kWあたり7万円(上限なし)蓄電池:補助対象経費の3分の1(1kWhあたり上限15.5万円の3分の1)★条件:太陽光と蓄電池(5〜20kWh)の同時設置が必須です。どちらか一方だけでは使えませんその他の条件:自家消費率3割以上、令和8年4月1日以降の契約断熱改修:同じ脱炭素補助金の枠で、改修対象経費の3分の1。断熱材・窓・ガラス・玄関ドアが対象窓口:環境総務課(046-260-5493)
🔌 住宅用太陽光発電システム等設置費補助金(FIT売電型)
太陽光:1kWあたり1万円・上限4万円蓄電池:上限3万円条件:FIT認定が必要。自己所有のものに限ります使い分け:売電したいならこちら、自家消費するなら上の脱炭素補助金のほうが金額は大きくなります
🏚 木造住宅の耐震診断・耐震改修
耐震診断:66,000円を限度に精密診断費を全額助成耐震改修:補強工事費の5分の1+工事監理費の2分の1で、合計上限50万円対象:昭和56年5月31日以前に着工した在来軸組の2階建て以下。市に登録された建築士に依頼すること。市税の滞納がないこと期限:診断はおおむね当該年度の1月中旬までに申請、工事は1月末日までに完了窓口:建築指導課(046-260-5422)
🧱 ブロック塀等撤去費・改善費補助金
補助額:最大30万円(工事の範囲や内容によって変わります)対象:道路に面する塀で、安全性チェックシートによって適法性・安全性が確認できないもの★注意:着工前の申請が必須です。完了報告は3月15日まで
⚠️ 不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金【令和8年度は休止】
★状況:令和8年度は事業休止のため、申請を受け付けていません(市のページに明記)本来の内容:工事費の2分の1・上限10万円(軒先等の改修は上限20万円)ひとこと:制度が廃止されたわけではないので、来年度の動きを見ておくとよいかもしれません
🪑 家具転倒防止器具取り付け支援事業【無償】
★費用:無償で取り付けます。器具代も工事費もかかりません回数:1戸あたり2箇所まで、申込は1回限り対象:自力で取り付けが難しい世帯のうち、①65歳以上のみ ②障害者手帳をお持ちの方のみ ③高齢者と障がい者のみ の世帯ひとこと:補助金ではなく現物のサービスなので、「補助金」で探しても見つかりません
💧 雨水貯留槽(雨水タンク)購入費補助【今年度は終了】
★状況:令和8年度は予算上限に達したため受付終了しています(市のページに明記)本来の内容:本体価格の2分の1以内・上限15,000円(建物1棟につき2基まで)ひとこと:来年度は早めに動くのが確実です
👶 出産・子育ての支援
🍽 学校給食費【小880円・中3,825円】
小学校:保護者負担 月880円(1食あたり50円)。必要な給食費6,080円のうち5,200円を市が補助しています中学校:保護者負担 月3,825円(1食あたり220円)。必要な給食費7,650円の半額を市が補助財源:小学校は給食費負担軽減交付金、中学校は国の物価高騰対応重点支援臨時交付金★注意:無償化ではありません。ただし小学校は1食50円まで下がっています対象外:生活保護費等が支給されている小学生は、この補助金の対象外です
🏠 ひとり親家庭等家賃助成【大和市独自】
助成額:月額家賃から24,000円を引いた額。上限は月10,000円(四半期ごとに支給)対象:市内に1年以上続けて住んでいるひとり親家庭で、20歳未満のお子さんがいる方家賃の条件:月額家賃が24,000円を超えることその他:生活保護の住宅扶助を受けていないこと所得制限:扶養0人=240万円。以降1人につき38万円を加算★ひとこと:近隣の海老名・座間・綾瀬には見当たらない制度です窓口:こども総務課(046-260-5608)
🏥 子ども医療費助成・ひとり親家庭等医療費助成
子ども医療費の対象:0歳〜18歳に達する日以降最初の3月31日まで★所得制限:市の原文で「保護者の所得制限はありませんが、県への補助金の申請のため、毎年児童の誕生月に所得の確認を行っています」ひとり親家庭等:こちらは所得制限あり(申請者・養育者・扶養義務者の前々年の所得)。対象児童は18歳の年度末まで
🤱 産後ケア事業
宿泊型:自己負担 1泊5,400円(2泊目以降は2,400円)通所型:1回1,800円訪問型:1回800円回数:3種類あわせて最大7回申請:妊娠8か月(28週0日)以降にできます窓口:すくすく子育て課
🧬 不妊治療(先進医療)費助成
助成額:先進医療費の7割・上限5万円対象:保険診療の体外受精・顕微授精と併用した先進医療。治療開始時に妻が43歳未満条件:市税の滞納がないこと★申請期限:治療が終了した日の翌月から6か月以内窓口:すくすく子育て課(046-260-5609)
🩺 人間ドック助成【30歳から使えます】
基本コース:25,000円婦人科コース併用:28,500〜30,500円★対象:満30歳以上の大和市国保被保険者。近隣は40歳以上が多いなか、30歳から使えるのが大和の特徴です条件:国保税・市税の滞納がないこと窓口:保険年金課(046-260-5115)
👂 高齢者向けの補聴器助成について
★結論:市独自の高齢者向け補聴器助成は、公式サイト上で確認できませんでした市の記載:よくある質問に「介護保険制度の中では、補聴器購入費に対する助成はありません」とはっきり書かれていますひとこと:横須賀市や逗子市には制度があるので、「神奈川にあるなら大和にもあるはず」と探すと時間を使ってしまいますあわせて:18歳未満の軽度・中等度難聴児向けの補聴器助成はあります(金額は本文で確認できませんでした)
💍 結婚・移住・定住の支援
🏘 空き家の相談窓口
内容:空き家の管理や相続についての相談、管理不全な空き家への指導・勧告★注意:これは相談・指導の窓口で、補助金ではありません。空き家の除却や改修に対する補助は市公式サイト上で確認できませんでした窓口:建築指導課
✈️ 厚木基地の住宅防音工事
★実施主体:これは大和市の制度ではなく、国(防衛省)の事業です問い合わせ先:南関東防衛局(045-211-7113)市の役割:市のページは問い合わせ先の案内のみですひとこと:市役所に聞いても解決しないので、直接こちらへどうぞ
🔎 結婚新生活支援・移住支援金について
結婚新生活支援事業も移住支援金も定住促進の補助も、大和市の公式サイト上で確認できませんでした。市が公開している「大和市の補助金等一覧」にも掲載がありません。ただし市が「実施していません」と明記したページはないため断定はしません。気になる方は市の窓口に確認してください。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
👶 小中学生のいるご家庭
・給食費は小学校が月880円(1食50円)・中学校が月3,825円(1食220円)・子ども医療費は18歳の年度末まで、所得制限なし・就学援助もあります(支給額は市のページ本文で確認できませんでした)
👪 ひとり親家庭の方
・ひとり親家庭等家賃助成(月額家賃−24,000円、上限月10,000円)・市内に1年以上住んでいること、家賃が月24,000円を超えることが条件です・ひとり親家庭等医療費助成もあります(所得制限あり)
☀️ 太陽光を入れたい人
・自家消費なら脱炭素補助金で1kWあたり7万円・上限なし・ただし蓄電池との同時設置が必須で、自家消費率3割以上が条件・売電するならFIT型の1万円/kW・上限4万円のほうになります
👵 65歳以上のみ、または障がいのある方のみの世帯
・家具転倒防止器具の取り付けが無償(1戸2箇所まで・申込1回限り)・人間ドック助成は満30歳から使えます(基本コース25,000円)・※高齢者向けの補聴器助成は大和市にはありません(市が明記)
🏚 古い家に住んでいる人
・耐震診断は66,000円を限度に精密診断費を全額助成・耐震改修は補強工事費の1/5+監理費の1/2で合計上限50万円・※不燃化・バリアフリー化改修は令和8年度は事業休止です
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|大和市の補助金は「使えるものを知る」ことから
大和市の補助金でまず押さえたいのは学校給食費です。無償化ではありませんが、小学校は1食あたり50円・月880円まで下がっています。中学校も月7,650円の半額を市が持って3,825円。「無償」という言葉は使っていませんが、実質的な負担はかなり軽くなっています。
ひとり親家庭の方に知っておいてほしいのが家賃助成です。月額家賃から24,000円を引いた額で、上限は月10,000円。近隣の海老名市・座間市・綾瀬市には見当たらない制度で、家賃を直接補助してくれるのは大きいはずです。ただし市内に1年以上住んでいることが条件なので、転入してすぐには使えません。
太陽光を検討している方は、条件をよく見てください。1kWあたり7万円で上限なしという金額は県内でも大きいのですが、蓄電池との同時設置が必須です。太陽光だけを入れたい場合はFIT型の1万円/kW・上限4万円のほうになり、金額が大きく変わります。
見落とされやすいのが家具転倒防止器具の無償取り付けです。これは補助金ではなく現物のサービスで、器具代も工事費もかかりません。65歳以上のみ、または障がいのある方のみの世帯が対象です。「補助金」で検索しても出てこないので、該当する方はぜひ。
一方、今年度は使えないものもあります。不燃化・バリアフリー化改修の補助は事業休止、雨水貯留槽の補助は予算上限で受付終了。そして高齢者向けの補聴器助成は大和市にはありません(市がはっきり書いています)。ないものを先に知っておけば、探す時間を節約できます。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
