
海老名市の支援制度、ざっくり言うと
中古住宅の取得に最大50万円。市外から全員で転入すると+10万円、流通促進区域内ならさらに+10万円という「呼び込み型」の設計です。受付は令和9年2月26日まで、先着順。
住宅の断熱改修はZEH水準なら事業費の5分の4・上限50万円。補助率5分の4は県内でも突出しています。ただし25件限定で、12月25日までです。
海老名は給食費ではなく教材費を無償化しています。小学校で10,600〜13,700円、中学校で13,700〜17,900円。市立校なら申請不要です。
耐震診断士の派遣が無料(令和8年度に新設)。耐震改修は上限90万円です。
注意点として、太陽光・蓄電池・EVなどの環境保全対策支援事業は令和8年8月25日に予算上限に達して受付終了しています。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の海老名市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、海老名市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、海老名市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏠 住宅取得支援事業補助金【中古住宅・最大50万円】
基本:30万円★市外からの転入加算:世帯全員が市外から転入すると+10万円流通促進区域内:さらに+10万円(合計最大50万円)対象(子育て世帯支援型):世帯主・配偶者が50歳未満で、18歳以下のお子さんがいること対象(近居・同居支援型):親世帯の近くに住む、または同居する場合物件の条件:戸建は築10年以上、マンションは築20年以上。購入費500万円以上。現行の耐震基準に適合していること。10年以上居住すること★受付期間:令和8年4月15日〜令和9年2月26日・先着順窓口:住宅まちづくり課(046-235-9606)
🧊 住宅断熱改修促進事業補助金【25件限定・12月25日まで】
省エネ基準相当:事業費×5分の2・上限20万円★ZEH水準相当:事業費×5分の4・上限50万円条件:1年以上その住宅に住んでいること。開口部を2カ所以上、断熱改修することが必須です★枠と期限:25件限定で、受付は令和8年4月15日〜12月25日ひとこと:補助率5分の4は県内でも突出しています。枠が小さいので早めに
🔨 住宅改修支援事業補助金(リフォーム)【申請先は商工会議所】
一般住宅改修:上限20万円多世代同居住宅改修:上限30万円計算方法:実工事費の5分の1と、工種別の上限額の低いほうを合計します★申請先の注意:申請先は市役所ではなく「海老名商工会議所」です。間違えやすいので注意施工業者:認定事業者または商工会議所の会員が施工すること受付期間:令和8年7月1日〜令和9年2月15日。工事は令和8年中に完了・支払済であること
🏚 耐震診断士派遣(無料)・耐震改修【令和8年度に新設】
★耐震診断士の派遣:無料(令和8年度に新しくできた制度です)耐震改修計画書の作成:作成費の2分の1・最大5万円耐震改修工事:工事費の2分の1・最大90万円+現場立会費の2分の1・最大3万円木造住宅の解体(除却):工事費の2分の1・最大50万円(基本30万円+低所得世帯・空き家で各10万円加算)対象:平成12年5月31日以前の建築(解体は昭和56年5月31日以前)★受付期間:診断士派遣は令和8年4月15日〜12月28日あわせて:「リ・バース60」(70歳以上向けのリバースモーゲージ)の利子補給と併用する場合は補助額が減額されます(上限489,000円減)
🧱 ブロック塀等撤去費補助
★通学路等に面する場合:上限30万円それ以外:上限20万円標準工事単価:1㎡あたり10,500円対象:道路面から高さ0.6m以上で、敷地境界が確定していること。撤去後に0.6mを超える塀を再設置しないこと★注意:交付決定前に着工すると対象外です。一敷地につき1回限り
☀️ 環境保全対策支援事業補助金【今年度は受付終了】
★状況:令和8年8月25日に予算上限に達して受付終了しています(本来の受付期間は令和8年4月1日〜令和9年2月26日でした)本来の金額:太陽光 20,000円/kW(上限20万円)/蓄電池 7万円/エネファーム 6万円/HEMS 1万円/V2H 3万円/EV 15万円/FCV 40万円計算:いずれも経費の3分の1と比べて低いほうの額になりますひとこと:4月から8月で予算が尽きました。来年度は4月に動くのが確実です窓口:環境政策課(046-235-4912)
🔐 住宅等の防犯対策補助金
補助額:設置・購入費の2分の1以内・限度額2万円対象:令和8年4月1日以降に設置・購入したもので、5,000円以上のもの。1戸につき1回限り対象外:新築の場合は対象外★支払い方法の注意:現金・電子決済・クレジットカード払いのみ。商品券やポイントでの支払いは対象になりません窓口:地域づくり課(市役所5階)
👶 出産・子育ての支援
📖 教材費支援事業【全小中学校の教材費を無償化】
★内容:全小・中学校の教材費を無償化しています金額:小学校 10,600〜13,700円/中学校 13,700〜17,900円(学年別)手続き:市立校に在籍していれば申請不要で、市が全額を補助します国公私立に在籍の場合:申請が必要です。期限は令和8年12月25日ひとこと:給食費ではなく教材費を無償化するという、他市とは違う独自路線です
🍽 学校給食費について【市サイト本文に金額がありません】
★正直にお伝えします:小学校・中学校とも、保護者負担額が市のページ本文に記載されていません。金額は添付PDF「令和8年度学校給食費のご案内」にのみ載っています分かっていること:中学校はミルク給食と弁当の併用という記載が別ページにありますが、金額は確認できませんでしたつまり:推測で書くわけにはいかないので、このページでは金額を出していません確認先:市の学校給食のページからPDFをご覧いただくか、教育委員会にお問い合わせください★就学援助では:スクールライフサポート(就学援助)が認定されると、給食費・中学校給食の弁当代は市が援助費から直接支払うため、保護者の納付は不要になります
🏥 子ども医療費助成【所得制限なし】
対象年齢:市の原文で「0歳から満18歳に達した日以後最初の3月31日まで」★所得制限:市のページに「所得制限はありません」と明記されています(ただし県の補助事業のため所得確認は行われます)自己負担:保険診療分が無料になりますひとり親家庭等:こちらは所得制限あり。児童が18歳になって以降最初の3月31日まで(所得の基準額は本文で確認できませんでした)
🤰 妊婦のための支援給付・産後ケア
妊婦支援給付:1回目=妊娠1回につき5万円/2回目=妊娠しているお子さんの数×5万円(流産・死産も含みます)申請期限:1回目は受診日から2年、2回目は出産予定日8週前から2年産後ケア 宿泊型:課税世帯 6,000円/日/非課税 3,000円/生活保護 無料産後ケア 通所型:課税世帯 4,000円/日/非課税 2,000円/生活保護 無料★産後ケア 訪問型:無料回数:宿泊は最大6日、通所は最大6回、訪問は最大3回。生後1年までの母子が対象多胎児:1人あたり1,000円を加算
🤒 病児・病後児保育
利用料:市内在住・在勤 2,000円/その他 3,000円別途:給食費300円+医師連絡票1,000円対象:生後6か月〜小学6年生。定員3名時間:8時〜18時。当日10時までに予約が必要です施設:ほほえみ病児・病後児保育室(090-6832-0105)
🩺 人間ドック費用助成【35歳から・上限3万円】
助成額:受検費用(税抜)の半額(百円未満切り捨て)と上限3万円の低いほう★対象:満35歳以上の海老名市国保加入者。40歳からという市が多いなか、35歳から使えます★脳ドックの注意:市のページに「脳ドックは必須12項目を満たさない場合、対象外になる可能性あり」という注意書きがあります。申し込む前に確認してくださいあわせて:高齢者向けの補聴器購入助成は、市公式サイト上で確認できませんでした。「聞こえ」のページは加齢性難聴の啓発と受診のすすめのみです
💍 結婚・移住・定住の支援
🏘 住宅取得支援の転入加算について
★実質的な移住支援:結婚新生活支援事業は市公式サイト上で確認できませんでしたが、上で紹介した住宅取得支援補助金に「市外から世帯全員が転入すると+10万円」の加算があります組み合わせ:基本30万円+転入10万円+流通促進区域10万円=最大50万円ひとこと:人口が増えている市らしい「呼び込み型」の設計で、移住支援金という名前ではありませんが、実質的にはそれに近い役割を果たしています
🔎 結婚新生活支援・移住支援金・防災の補助について
結婚新生活支援事業は、海老名市の公式サイト上で確認できませんでした。また止水板・感震ブレーカー・雨水貯留槽・家具転倒防止の個人向け助成も見つかりませんでした(雨水については「雨水管理総合計画」などの行政計画と、開発時の設置基準のページのみです)。ただし市が「実施していません」と明記したページはないため断定はしません。気になる方は市の窓口に確認してください。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
🏠 中古住宅を買って住みたい人
・住宅取得支援事業補助金(基本30万円+転入10万円+区域10万円=最大50万円)・戸建は築10年以上、マンションは築20年以上、購入費500万円以上が条件・令和9年2月26日まで・先着順です
🧊 家の断熱をしたい人
・ZEH水準なら事業費の5分の4・上限50万円(省エネ基準相当は5分の2・20万円)・25件限定で、12月25日まで・開口部を2カ所以上、断熱改修することが必須です
👶 小中学生のいるご家庭
・教材費が無償(小10,600〜13,700円/中13,700〜17,900円)。市立校なら申請不要・子ども医療費は18歳年度末まで、所得制限なし・給食費の金額は市サイト本文になくPDFのみです
🤰 これから出産する家庭
・妊婦のための支援給付(1回目5万円+2回目 子の数×5万円)・産後ケアの訪問型は無料。宿泊型は課税世帯6,000円/日・病児・病後児保育は市内在住・在勤なら2,000円(当日10時までの予約)
🏚 古い家に住んでいる人
・耐震診断士の派遣が無料(令和8年度の新制度)・耐震改修は上限90万円、解体は上限50万円・リフォーム補助の申請先は市役所ではなく海老名商工会議所です
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|海老名市の補助金は「使えるものを知る」ことから
海老名市の補助金は「人を呼び込む」方向にはっきり振れているのが特徴です。中古住宅の取得に基本30万円、市外から全員で転入すると+10万円、流通促進区域内ならさらに+10万円で最大50万円。結婚新生活支援事業という名前の制度はありませんが、この転入加算が実質的に同じ役割を果たしています。人口が増えている市らしい設計です。
家の性能を上げたい方には住宅断熱改修促進事業を。ZEH水準なら事業費の5分の4・上限50万円で、この補助率は県内でも突出しています。ただし25件限定という小さな枠なので、検討しているなら12月25日を待たずに動いたほうが確実です。
子育て世帯にとって面白いのは、海老名が給食費ではなく教材費を無償化している点です。小学校で10,600〜13,700円、中学校で13,700〜17,900円。市立校に通っていれば申請もいりません。多くの市が給食費の無償化に向かうなか、別の道を選んでいます。
注意していただきたいのが2つ。ひとつは太陽光・蓄電池・EVなどの補助が8月25日に予算上限で受付終了していること。4月に始まって8月で尽きているので、来年度は4月に動く前提で考えてください。もうひとつはリフォーム補助の申請先が市役所ではなく海老名商工会議所であること。市役所に行っても手続きできないので、間違えないように。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
