
厚木市の支援制度、ざっくり言うと
学校給食費は小学校も中学校も完全無償(令和6年4月から)。市が「給食費は徴収しません」とはっきり書いています。子ども医療費も18歳まで所得制限なしで自己負担なし。この2つが厚木の「子育てが手厚い」の実体です。
【9月30日まで】勤労者奨学金返済助成金の予定申請を受付中です。1年間に返した奨学金の2分の1を、上限12万円まで市が助成してくれます。
耐震改修は工事費の3分の2・上限100万円で、市民税非課税世帯はさらに50万円が加算されます(実質150万円)。この加算は県央の市では厚木だけです。
親元の近くに家を買うと近居40万円・同居60万円。加算を全部足すと最大100万円が視野に入ります。
令和8年度から不育症治療費助成(年30万円)と早期不妊検査費助成(最大3万円)が新しく始まりました。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の厚木市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、厚木市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、厚木市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏚 木造住宅の耐震診断・耐震改修【非課税世帯は50万円加算】
簡易無料耐震診断:市職員が図面等に基づいて行う簡易診断は無料耐震診断補助:診断費の全額(上限9万円)耐震改修設計:設計費の3分の2(上限11万円)★耐震改修工事:工事費の3分の2(上限100万円)+市民税非課税世帯は上限50万円を加算工事監理費:3分の2(上限7万5千円)除却工事:除却工事費の2分の1(上限50万円)対象:平成12年5月31日以前に着工した木造の一戸建て・兼用住宅受付:5月上旬から12月頃まで。先着順で予算の範囲内です窓口:建築指導課(046-225-2434)
🧱 危険ブロック塀等防災工事補助金
補助額:対象工事見積額の75%・上限30万円対象工事:撤去、または撤去したうえで安全な工作物を設置すること条件:道路に面する塀を65cm以下にすること注意:受付期間は市のページ本文に記載がありません。危機管理課に確認してください窓口:危機管理課(046-225-2190)
🏗 老朽空き家解体工事補助金
補助額:解体工事費の2分の1(最大50万円)対象:1年以上空き家になっていて、不良度の評点が100点以上の個人所有の家屋注意:受付期間は市のページ本文に記載がありません窓口:住宅課(046-225-2330)
🚽 合併処理浄化槽補助金【総額100万円超】
設置替 5人槽:本体581,000円+付帯 最大480,000円7人槽:本体724,000円+付帯 最大530,000円10人槽:本体959,000円+付帯 最大580,000円建替の場合:本体のみ(5人槽222,000円など)対象:市街化調整区域で下水道の整備区域外にお住まいの方。単独処理浄化槽等からの転換窓口:生活環境課(046-225-2750)
☀️ 太陽光・蓄電池の補助について【要確認】
★注意:令和8年度の確定単価と受付期間が、市のサイト本文に載っていません。外部の「カーボンニュートラルプラットフォーム」へ誘導される形になっています市の計画説明ページにある数字:太陽光 1kWあたり7万円(最大42万円)/蓄電池 1kWhあたり最大5万千円ただし:これは交付金の計画を説明するページの記載で、令和8年度の募集要項そのものではありませんやること:検討している方は、市のカーボンニュートラル関係補助金のページから最新の募集要項を確認してください窓口:環境政策課(046-225-2749)
⚡ 感震ブレーカー有償配布【今年度分は終了】
自己負担:500円★状況:申込期間は令和8年4月1日〜4月30日で、今年度分は終了しています対象:市内在住で、まだ設置していない個人または団体ひとこと:これは補助金ではなく現物の有償配布です。来年度は4月に動いてください
👶 出産・子育ての支援
🍽 学校給食費【小中とも完全無償】
★小学校・中学校とも:保護者負担0円(完全無償化)市の原文:「保護者が負担していた学校給食費(食材費)を公費で負担します。(給食費は徴収しません。)」開始時期:令和6年4月から★ポイント:小学校と中学校で区別がありません。多くの市が小学校だけ無償にしているなか、厚木は中学校まで無償です私立等に通う場合:無償化の対象外になるお子さんの保護者には「学校給食費相当額給付金」があります(金額は市のページ本文に記載がありません)
🏥 子ども医療費助成【所得制限を設けていません】
自己負担:通院・入院とも無料対象年齢:0歳〜18歳(18歳到達後の最初の3月31日まで)★所得制限:市の原文で「厚木市では、誰もが安心して子育てのできる子育て環境が充実したまちを目指しており、所得制限は設けていません。」ひとり親家庭等:こちらは所得制限あり(ひとり親・扶養義務者が0人の場合で2,080,000円)。18歳到達後最初の3月31日まで(障害がある場合や高校在学中は20歳未満)
🧬 不妊・不育症の助成【令和8年度に2つ新設】
妊娠応援事業助成金(先進医療):先進医療費の10分の7、上限10万円。40歳未満は胚移植6回、40〜43歳未満は3回。治療終了から6か月以内に申請★早期不妊検査費助成金【令和8年度に新設】:最大3万円(ご夫婦1組1回限り)。妻が43歳未満で、夫婦とも検査開始から1年以内★不育症治療費助成金【令和8年度に新設】:1年度あたり上限30万円(自己負担の2分の1以内)、通算5年度までひとこと:先進医療の上限10万円は、近隣が5万円のところが多いなかで大きめです窓口:健康づくり課
🤰 妊婦健診・支援給付【令和8年度に拡充】
妊婦のための支援給付:1回目5万円/2回目胎児の数×5万円★妊婦健康診査の拡充:最大11万円→12万円に増額、回数も14回→16回(多胎は19回→21回)に増えました★RSウイルス母子免疫ワクチン【令和8年度に新設】:無料(妊娠28〜36週)窓口:こども家庭センター
🧷 紙おむつ・おしりふきの支給
内容:1か月450点まで市が負担(超えた分は1点10円)期間:2歳の誕生月の前月まで。第1子・第2子は12か月、第3子以降は2歳までひとこと:現金ではなく現物の支給です
🎓 勤労者奨学金返済助成金【9月30日まで予定申請受付中】
★助成額:1月から12月に返済した奨学金の2分の1(上限12万円)性格:返す必要のない給付型の助成です対象:卒業から5年以内で30歳以下、市内の事業所に勤めて7年以内、市税を完納していること★受付期間:予定申請は令和8年9月1日〜9月30日(今まさに受付中)ひとこと:奨学金を返しながら市内で働いている方は、9月中に動いてください窓口:産業振興課
👂 自立支援用具購入費助成【補聴器20,000円】
補聴器:20,000円その他:杖1,500円/シルバーカー5,000円/電磁調理器5,000円★対象:75歳以上で在宅の方条件:市内の店舗、または地域包括支援センターが紹介する店舗で購入すること(中古は除く)ひとこと:近隣では高齢者向けの補聴器助成が見当たらない市が多いなか、厚木にはあります
🩺 人間ドック助成【20歳から使えます】
20〜39歳:25,000円まで40歳以上:20,000円まで★対象:20歳以上の国保加入者。保険税の滞納がないこと期間:令和8年4月1日〜令和9年3月31日に受診した分ひとこと:40歳からという市が多いなか、20代から使えて金額も大きいのが特徴です注意:脳ドックについては市のページに記載がありません
💍 結婚・移住・定住の支援
🏠 親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金【最大100万円】
住宅取得:近居40万円/同居60万円住宅改修:対象経費の10分の1(上限20万円)★加算(各10万円):中学生以下のお子さんがいる/世帯主または配偶者が40歳未満/定住促進地域内/市内に1年以上勤務★合計:同居60万円+加算4つで最大100万円が視野に入ります申請期限:登記の受付日の翌日から6か月以内
👨👩👧 定住促進子育て世帯住宅取得支援事業補助金【最大40万円】
基本:20万円加算(各10万円):定住促進地域内/市内に1年以上勤務(最大40万円)対象:世帯主または配偶者が50歳未満で、中学生以下のお子さんがいること。3年以上住む予定であること申請期限:登記の受付日の翌日から6か月以内使い分け:親元の近くに住むなら上の「親元近居・同居」、そうでないならこちらになります
🔎 結婚新生活支援・免許返納支援について
結婚新生活支援事業は、厚木市の公式サイト上で確認できませんでした。住宅系の2つの補助(親元近居・同居/定住促進子育て世帯)が、実質的な定住支援の柱になっています。また運転免許の自主返納支援については、交通安全課の該当ページが現在404になっていて、現行制度かどうかを市のサイト上で確認できませんでした。検討している方は市の窓口に直接確認してください。なお雨水貯留槽・浸透ます・家具転倒防止・止水板の個人向け補助も確認できませんでした(雨水については「設置基準」のページのみです)。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
⏰ 9月30日までに動く人
・勤労者奨学金返済助成金の予定申請が9月30日まで・1年間に返した奨学金の2分の1・上限12万円が、返済不要で助成されます・卒業5年以内・30歳以下・市内事業所に勤めて7年以内が条件です
👶 子育て世帯の方
・給食費は小中とも完全無償(令和6年4月から・徴収なし)・子ども医療費は18歳まで所得制限なし・自己負担なし・紙おむつ・おしりふきは1か月450点まで市が負担(第3子以降は2歳まで)
🏠 親の近くに家を買う人
・親元近居・同居住宅取得等支援(近居40万円/同居60万円)・加算は各10万円で4種類。全部当てはまると最大100万円・登記の受付日の翌日から6か月以内に申請してください
🧬 不妊・不育症で悩んでいる方
・妊娠応援事業助成金(先進医療の10分の7・上限10万円)・早期不妊検査費助成(最大3万円)が令和8年度に新設・不育症治療費助成(年30万円・通算5年度)も令和8年度に新設
👵 75歳以上のご家族がいる人
・自立支援用具購入費助成で補聴器20,000円(75歳以上・在宅の方)・杖1,500円・シルバーカー5,000円・電磁調理器5,000円も対象・人間ドック助成は20歳から使えます(20〜39歳は25,000円・40歳以上は20,000円)
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|厚木市の補助金は「使えるものを知る」ことから
厚木市が「子育てが手厚い」と言われる実体は、はっきりしています。学校給食費が小中とも完全無償(市の言葉で「給食費は徴収しません」)で、子ども医療費が18歳まで所得制限なし・自己負担なし。多くの市が小学校だけ無償にしているなか、厚木は中学校まで無償で、しかも小中の区別すらしていません。この2つが二枚看板です。
今月中に動いてほしいのが勤労者奨学金返済助成金です。予定申請の受付が9月30日まで。1年間に返した奨学金の2分の1を、上限12万円まで市が助成してくれます。卒業から5年以内で30歳以下、市内の事業所に勤めて7年以内という条件なので、若手の社会人で奨学金を返している方は確認する価値があります。
家を買うなら親元近居・同居住宅取得等支援を。同居なら60万円、近居でも40万円。そこに「中学生以下の子がいる」「世帯主が40歳未満」「定住促進地域内」「市内に1年以上勤務」の加算が各10万円ずつ乗るので、条件が揃えば最大100万円まで届きます。
古い家にお住まいなら、耐震改修の市民税非課税世帯50万円加算を覚えておいてください。通常の上限100万円に50万円が上乗せされて実質150万円。この加算がある市は県央では厚木だけです。
ひとつ注意を。太陽光・蓄電池の補助は、令和8年度の単価と受付期間が市のサイト本文にありません。外部のプラットフォームへ誘導される形になっているので、このページでは金額を断定していません。検討している方は必ず最新の募集要項を確認してください。
金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。
